« お土産 | トップページ | しんかい6500 »

沙弥島(しゃみじま)

子供の頃によく海水浴に来たところである。かつては坂出港の沖合約4kmに浮かぶ小島であったそうだが、私は陸続きになった島しか知らない。ここ「沙弥島」は万葉の島として知られている。

まず、島の北東面にある「ナカンダの浜」と呼ばれる小ぢんまりした海岸をブラブラ。今日のこの暑さに我慢できず、海に入る子供達が見えた。この浜では、縄文式土器、サヌカイト製石器が出土し、製塩に使用されたと考えられる土器もたくさん出土しているようである。ここから遊歩道を歩き、島をぐるっと周ってみた。

次に現れたのは「オソゴエの浜」と呼ばれ、浜の片隅に「柿本人麿碑」があった。昔、嵐の時に、海で亡くなった人がこのあたりによせられ、帰らぬ人がいる家では、毎日毎日ここまで見に来て待っていた。それを見た柿本人麿が、悲しみを歌に詠んだと言われている。

そこから、遊歩道は山の中へ・・・。しばらく案内板に沿って歩くと、島の最北端に突き出した長崎鼻に出た。ここからは、対岸の岡山県(鷲羽山)や瀬戸内海の島々が一望できる。今日は天気がよく、その眺めは最高であった。

島の半分を40分くらいで散策し、今日は暑さに負けこれで断念。この島には、まだまだ遺跡や古墳、文学碑が数多く散在している。

1_2 2_2 3_2 4_2

|

« お土産 | トップページ | しんかい6500 »

日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

コメント

ひでかんさん こんばんわ。先ほど帰宅しました。朝からサンポート・・昼前から望遠鏡のメンテナンス・・夕方から小学生への星を見る会への参加・・・ああ疲れた。
沙弥島ですか・・・?私が高校生の頃、瀬戸大橋の建設のための埋め立てが始まりましたので、沙弥島は、海の向こうでした。確か、高校の遠足(郊外学習とも呼ぶ)で、聖通寺山へ行き、坂を下って切り立った崖から海へ落ちそうになりました。今の番の州から宇多津へ抜ける道の所は海でしたよ。それから、小学校の頃には、学校にプールも無く、臨海学校というものがあり、坂出港から瀬居島へ渡っていました。ああ大昔のことでした。
明日は、しんかい6500だ!。今日も、しんかい6500のスクリューは見たが・・「よこすか」も・・・

投稿: 遊星人M3 | 2010年6月 5日 (土) 23時49分

ひでかんさん 追加・・・・
先ほどのコメントの最初の書き出だしで、起床時間を書きませんでしたが、起床は午前3時で、夜明けまで木星観測をして、5時30分から犬の散歩。朝食を食べてから雑用、午前9時過ぎんはサンポートでした。
明日は、午前4時起床かな?起きれないかも。

投稿: 遊星人M3 | 2010年6月 5日 (土) 23時52分

>遊星人M3さん
おはようございます。もう、起きてますかぁ!?
昨日は最高気温が30度を超え、この時期では異常な暑さのように感じましたが、長い一日お疲れ様でした。
今日の「しんかい6500」は楽しみです。
人、多いんやろぉ~なぁ…゚゚(´O`)°゚

投稿: ひでかん | 2010年6月 6日 (日) 05時16分

この記事へのコメントは終了しました。

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 沙弥島(しゃみじま):

« お土産 | トップページ | しんかい6500 »