あき物語
朝から高知・安芸へ向かった。
安芸へは何度も訪れているがいつもは”タイガース球場”の往復だけ。今日は少し観光してみた。
まずは、「岩崎弥太郎生家」へ。岩崎弥太郎といえば、三菱財閥の創業者だということぐらいしか知らなかったが、去年のNHK大河ドラマ「龍馬伝」を見て、坂本龍馬とも親交があった明治維新には欠かせない経済人だということで少し興味をもった。今では誰もが知っている三菱のマーク(スリーダイヤ)は、岩崎家の家紋「三階菱」と土佐山内家の家紋「三ツ柏」の組合せによって出来たそうである。この家紋が土蔵の鬼瓦にあるということであったが肉眼でははっきり見えなかった。また、庭にあった石組みは、少年の弥太郎が天下雄飛を託して日本列島を模したと言われているそうだ。
次に「野良時計」へ行ってみた。野良時計は、安芸の田園風景の中に溶け込んで懐かしい風情を漂わせる時計台であるが、ここは個人の住居であるということで中は見ることができないらしい。畠中源馬という人物が、明治20年にアメリカ産の八角中の掛け時計を見て時計の仕組みに興味を持ち、時計の仕組みを独学で学び、分銅から歯車までのすべての部品をたった一人で作り上げたそうである。それから、「土居廊中(どいかちゅう)」と呼ばれる武家屋敷跡や安芸城跡を散策した。
時間の都合で行けなかったが、まだまだ観光スポットがたくさん。また、機会があれば・・・。そして、この後は目的地へGO。
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