砂の美術館
2006年11月に”砂”を素材にした彫刻作品である「砂像」を展示する場として開館した砂の美術館に訪れた。ここ砂の美術館は、「砂で世界旅行」を基本コンセプトとし、毎年テーマを変えて展示を行なっている。
第1期展示(テーマ/イタリア・ルネサンス)は完全な屋外で展示が行われ、その後、第2期展示(テーマ/世界遺産・アジア編~アジアの風にのって~)、第3期展示(テーマ/砂で世界旅行・オーストリア~貴族文化と音楽の都を訪ねて~)、第4期展示(砂で世界旅行・アフリカ~偉大なる大陸の歩みを訪ねて~)と3回の展示が仮設のテントで行われた。そして、2012年4月、世界初となる砂像のための展示施設が整備され、新たな砂の美術館が誕生したそうである。
今年の第5期展示は「砂で世界旅行・イギリス~語り継がれる大英帝国の繁栄と王室の誇り~」がテーマ。ロンドンオリンピックの興奮冷めやまぬ中で、イギリスの歴史的建造物などをモチーフにした作品を見ることができた。
砂と水だけで作られた砂像は限られた期間しか存在することができない・・・。会期が終われば、砂像はもとの砂にかえっていく。そう思いながら、その儚さと砂とは思えない素晴らしい芸術に見入ってしまった。
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