和音
今日は、玉藻公園披雲閣で開催された「和音」コンサートへ行ってきた。このコンサートは、東北大震災の被災地へ慰問した”和鳴会(わみょうかい)”が主催し、東北の復興を願いたいと企画されたものである。チケット料金は全て義援金として寄贈されるということで、自分では何もできないが、これで少しでも被災地の力になるのであればとコンサートに行くことに…。
3組のアーチィストによる二時間余りのコンサートであったが、音楽の楽しさを改めて感じるとともに、初めての雅楽に感動した。
◇金井晴美 with Opus one
色とりどりの歌声が織り成す力
ボーカルトレーナ金井晴美先生が主宰するゴスペルユニット。ゴスペルは映画「天使にラブソングを」で、日本でも一躍有名になった教会音楽を基とした音楽で、映画で登場したあの曲から日本のスタンダードナンバーで力強い歌声で楽しませてくれた。
◇坂本羊 with シープトリック
「羊たちの共鳴」
ヴァイオリニスト坂本羊と、インストバンド「シープトリック」のギタリスト豊島以長によるおなじみのナンバーの演奏を楽しんだ。「TRUE LOVE(藤井フミヤ)」、「コスモス(山口百恵)」、「夜明けのブレス(チェッカーズ)」を披露。
◇和鳴会
天・地・空。1000年変わらぬ宇宙の音
和鳴会は、真宗興正派の若手僧侶で構成されている雅楽の研鑽(けんさん)団体。雅楽は、平安時代に宮中および、貴紳の間に行われた楽舞を指し、日本の雅楽として伝わってきている。楽器は、管楽器は笙(しょう)、篳篥(ひちりき)、龍笛(りゅうてき)、弦楽器は琵琶(びわ)、琴(こと)、打楽器は鞨鼓(かっこ)、太鼓(たいこ)、鉦鼓(しょうこ)などを使う。今日は、誰もが一度は耳にしたことがあるであろうポピュラーな雅楽曲「越天楽」と、あまりにも端正な顔立ちすぎたため、龍の面をかぶって軍隊の指揮をとったという中国の故事にちなんだ「蘭陵王」という舞楽を演奏してくれた。
そして、最後には会場の全員で「見上げてごらん夜の星を」の大合唱。
楽しかった…。
| 固定リンク
« タイガースタウン | トップページ | うたたび »
「日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事
この記事へのコメントは終了しました。
コメント